Androidアプリ開発環境の構築方法

iPhoneアプリを制作する場合はXcodeiOS SDKが必要ですが、開発者ポータルサイトからiOS SDK入りのXcodeがダウンロードできるため、それをインストールするだけですぐアプリ開発を始めることが可能です。
その代わり、「Mac」が必須になるため、Macを持っていない人の敷居を高くしています。
また、アプリを申請するために様々な証明書を生成する必要があるため、申請時には手間が掛かります。


それに比べると、Androidアプリを制作する場合は、現存する統合開発環境Eclipse」を利用できて、WindowsMacLinuxなど様々なOSで開発出来る代償に、いろいろと入れなくてはいけないものがあるため、多少の手間が掛かるため、Eclipseを利用していない人にとってはそれが敷居を高くしています。
ただ、アプリの申請はiPhoneに比べると非常に容易に行うことができます。


という感じでiPhoneアプリAndroidアプリを作ってみて、それぞれにメリット/デメリットがあると感じていますが、個人的には「アプリ開発できるようになるまでに手間が掛かる」のが結構気になったので、Android開発環境の構築方法についてまとめてみたいと思います。

インストール方法:前編(Eclipse起動まで)

1.Android SDKAndroid開発に必要)
 ・こちらの「ダウンロード」から利用するOSのものをDL
 ・ダウンロードしたファイルを解凍
 ・出てきた「android-sdk-windows」フォルダごと適当なフォルダへ置く
  (C:\android-sdk-windows 等)
2.Java SE Development KitEclipseを利用するのに必要)
 ・こちらJDKDownload」にクリック
 ・「Accept License Agreement」を選択
 ・「Java SE Development Kit」の中から、利用するOSのファイルをDLして実行
3.EclipseAndroidを開発するのに必要)
 ・こちらの「Eclipse Indigo (3.7.2) Packages」横の選択肢から利用するOSを選択
  (Indigo (3.7.2)は現時点のEclipseのバージョンのため、バージョンアップする度に変更されます)
 ・「Eclipse IDE for Java Developers」からDL
 ・ダウンロードしたファイルを解凍し
 ・出てきた「eclipse」を適当な場所へ置く(C:\eclipse 等)
4.PleiadesEclipseを日本語化するのに必要)
 ・こちらの「Pleiades 本体ダウンロード」から「安定版」をクリックしてDL
 ・ダウンロードしたファイルを解凍
 ・出てきたフォルダの中身(features、plugins等)ごとEclipseのフォルダに上書き
 ・先ほどEclipseを置いたフォルダの中にある「eclipse.ini」をテキストエディタで開いて、以下のものが追記されていなければ追記して保存
  -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
 ・保存したら必ずそのファイルを閉じる(閉じないと後でAndroidプラグインインストール時に上手く入らないようです)

インストール方法:後編(Eclipse起動後)

1.Eclipseを起動
 ・eclipseフォルダの中にある「eclipse」を実行
 ・「ワークスペースディレクトリ」設定ウィンドウが表示されるので「OK」
  (基本デフォルトで問題無いですが、そのフォルダの中にプロジェクトファイルが置かれるので、他のフォルダに変えたい場合は変えてください)
2.AndroidプラグインAndroid SDKEclipseから使うために必要)
 ・Eclipse起動後に「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」を選択
 ・「作業対象」右側の「追加」をクリックし、下記項目を入力して「OK

名前:Android SDK
ロケーション:https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

 ・「開発ツール」という項目が出てくるのでチェックして「次へ
 ・「インストール詳細」画面が表示されたら「次へ
 ・「ライセンスのレビュー」画面が表示されたら同意を選択して「完了
 ・インストールが始まる。途中で警告メッセージ等が出た場合は「OK
 ・インストール完了後にEclipse再起動を促されたら再起動
3.Eclipseの設定変更
 ・Eclipseを起動したら「ウィンドウ」→「設定」を選択
 ・右側の項目から「Android」を選択
  (「Android」の項目が出て来ない場合はもう一度最初から手順を追って試してください)
 ・「SDKロケーション」の参照から、先程Android SDKを置いたフォルダを選択
  (C:\android-sdk-windows 等)
 ・「適用」をクリックすると「Welcome to Android Development」が表示される
 ・最初は「Install the latest available version〜」がチェックされている状態
  97%のAndroid携帯がサポートするAndroid OS2.1も対象にしたい場合は、
 「Install Android 2.1〜」にもチェックを入れて
 ・パッケージ選択画面が表示されたら「次へ
4.Platform API(Androdアプリ開発に必要)
 ・Eclipseの「ウィンドウ」→「Android SDK マネージャー」を選択
 ・「Tools」(Android SDK Tools、Android SDK Platform-tools)と、開発対象のAndroiod OSのバージョンをチェックして「Install
 ・「インストール」を選択


以上でようやくAndroidアプリの開発が出来るようになります。
手間は掛かりますが、手順を追っていけば難しいことは何もありませんので、Androidアプリを作ってみたいと考えている方はまず開発環境を整えるところから始めてみてはいかがでしょうか☆


Webアプリケーション開発時に必要なApacheMySQLPHPを一度にインストールできるXamppのように、それをインストールしただけでAndroidアプリ開発環境が全てインストールできるパッケージがあったら嬉しいのですけどね。

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